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"エクセター生活情報"は、エクセターで生活したときの覚書きです。

帰国準備編

Contents

 帰国準備でいろいろと手続きを進めたときの覚書きです。
● 
● 荷物
● インターネット
● 電話
● 
● 小学校
● 電気
● 水道
● 銀行
● 市役所
● 郵便転送
● NHS
● 日本の税金

 うちの不動産屋さんは、1か月前には退去の旨の連絡をくださいとことでした。家具を置きっぱなしにしてよいか聞きましたが、残念ながら大家さんは家具付きで貸すつもりはなく、チャリティショップに引き取ってもらってくださいとのことでしたので、友人たちに欲しいものを聞いて回って、7月初めころにはほぼすべての家具の引き取りが決まりました。(Belmont教会の英語教室等は7~8月はお休みらしいので6月にだいたいアレンジしました。)お陰様でチャリティーショップに大物の引き取り予約をせずに済みました。

 退去日を確定して伝えると、最後の月の家賃は日割りにしてくれたため、だいぶ助かりました。その後は、次に借りる人の物件の見学が入ることがあるとのことで、「1日前には連絡するのできれいにしておいてね」と言われました。見学が来る時は、別に家にいてもいなくてもいいとのことでした。賃貸情報がネットに出てから一週間ぐらいで、次に入る人が決まったようです。

 退去時は、鍵を返して、その後の連絡先やrefund用の銀行口座を確認するだけです。完全退去後、家の中のチェックがはいって、depositから必要な分を差し引かれたのち、銀行口座に返してくれるそうです。(この辺の手続きは不動産屋さんによって違うと思います。)それなりにきれいに掃除をしていったので、クリーニング代として£40だけ取られましたが、残りは全部戻ってきました。銀行口座はしばらくキープおくことにしましたので、残ったdepositはこちらの銀行に振り込まれます。

荷物

 荷物の発送についてはいくつか比べてみましたが、欧州ヤマト運輸(国際宅急便の別送品)にお願いすることにしました。価格も他と大して変わらず日本式対応なので気楽です。集荷はロンドン以外はこちらの業者委託らしく、Ground floorまで荷物を降ろすのは自分たちでしなければなりません。私たちが帰るときはsurchargeが10%でした。ヤマトに依頼する場合は、1年以上の滞在許可証のコピーが必要と案内には書かれています。1年未満で帰国の場合はヤマトに確認してみてください。(半年で帰った人もヤマトを使っていましたので、使えるのだとは思います。)エクセターからだと、航空便の方が船便より安くなります(@2018 なぜ???)。ですので全部航空便で送りました。
 申し込んだ箱の数だけ、荷物の伝票番号が割り振られます。個数は2日前ぐらいまでは変更可能のようで、うちは途中で多めに追加しました。多めに申し込んで番号をもらっておき、結果的に少なくなったと連絡したほうが、伝票の準備も楽だと思います。
 伝票はあらかじめ例をよく見て、数等も確認しながら梱包しましょう。(あとからひっくり返すことになると面倒です!)一つ箱、箱の3辺合計が160 cmまで、重量は25 kgまでなので、体重計等で確認しながら詰めるのをお勧めします。バッテリー・乾電池は全部抜いておく必要があります。また、DVD等映像コンテンツは、別紙にタイトルも書かなくてはなりません。

 ちなみに、他の発送候補として、郵便局やParcel monkeyがあります。郵便局は荷物を持ち込む必要もあり、結構高いです。知人に教えていただいたParcel monkeyは、surchargeが取られないようなので、少しは割安かもしれません。

 段ボール(Card board)やパッキングテープはヤマトからも買えますが、少々お高いので、Amazonで購入しました。

 日本での荷物受取は、帰国後数日でつきました。

インターネット

 Virgin Mediaの解約は、解約の1か月には連絡しないといけないようです。ホームページで調べたところ、ネット上のチャットで相談できるようだったので、7月上旬に連絡してみました。日本に引っ越すので解約したい旨を伝えると、切断の日付を聞かれて、最後の月は少々割引にしてくれたようです。(半額ぐらい。日割ではなさそう。)12か月契約だったので、最後月は数日分でも1か月分やむを得ないと思っていましたので、嬉しい誤算です。Settop boxの返却は、返却宅配用の袋が送ってくるので、それを使うと無料で送れました。(店頭に直接持っていくでもよいそうですが。)銀行口座はしばらくキープおくことにしましたので、支払いはdirect debitのままでいくことにしました。

電話

 Threeの解約は解約したい30日前(ピッタリ)に電話で連絡します。7月上旬に直接店舗に行って聞いてきましたが、店舗では解約手続きはなにもできないとのことで、解約したい1か月前に333に電話するようにといわれました。(前もって電話してしまうと、その日から1月後に解約されてしまうようなので、注意が必要とのことでした。)初めの1か月はプリペイドで、その後12か月契約の分に切り替えたため、ちょっと余分ですが最後の月の分まで払わなくてはいけないみたいです。HPからの情報では、中途解約の場合、残りの月分の合計金額の20%引きを一括で支払うと書いてあるように私には読み取れましたが、電話してみたところ、最後の月まで払った上にこれが追加されると言われました。本当かどうかわかりません。結局そのときは8/13に解約手続きするのが一番お得と言われて、まだ解約していません。(どうやら13日が引き落としの日なので、これを過ぎると最後に払う1か月分だけが残っていることになって、解約料がかからなくなるようです。)
 電話での手続きはかなり大変です。自動応答を選んでいくとコールセンターにかかりますが、後ろが騒がしい上に、対応してくれた人はかなりクセのある英語(インド系?)だったのでさらに分からなくて難儀しました。(ホストの先生に付き合ってもらいましたが、先生も聞きとりが大変そうでした。私一人じゃ絶対ムリ。。。)

 2回目の電話です。ホストの先生は休暇に入られたので、別の方に手伝いをお願いしました。またもや応対に出た方はインド系です。解約の理由や、番号はキープしておけるけどどうする?などをまたいろいろ聞かれ、その後やっとキャンセルチームにつないでくれますが、ここで10分ぐらいは待たされます。この時点ですでにげんなり。やっとつながった後、また同じようなことを散々聞かれ、とにかく解約したいを連発してやっと解約手続きができました。

 私は家内の分と2回線契約していましたが、両方解約と言ったのに、結局電話をかけたほうの番号しか解約されていないことが日本に帰ってから判明しました。(ネットでみると私の請求書は更新されない(本当はこの月まで更新されるはずなのですが。。。)のに、家内の分は更新されていたので、妙に思ったわけです。UKの友人に相談したところ、live chatがあることを見つけてくれ(私もchatは探していたのですが、見つけられていませんでした)、そこで聞いたところ、案の定解約されていません。そこからの解約がまた大変です。キャンセルチームから電話をいれるとのことで電話を受けましたが、日本では受ける方も料金がかかり、すぐに限度額いっぱいで電話がつながらなくなりました。再度chatで相談したところ、イギリスの友達に変更権利を与えて、代わりにやってもらうしかないということで、一人知り合いを登録しました。最後に今回のchatの感想を聞かれたので、onlineやchatだけで解約できるようにするべきだと愚痴ったところ、もっと権限のある人につないでくれて、結局chatだけで即時解約をしてくれました。(前解約したはずなのに解約できていないと文句を言ったおかげか、一応特別待遇だそうです。)
 ただ、日本のローミング代金はとても高いです!(essential planではつながらないはずだったのですが、なぜかつながる。。。)家内の方は日本についた後、電源を入れると通信が始まったため、すぐに切らせましたが、それだけで£30ぐらい追加課金されました(;_;)。

 結論として、電話はプリペイドを更新するようにして、長期契約はしない方がよいかなと思いました。

 はじめ、購入したテムズカーに引き取っていただく予定でしたが、この夏からエクセターにいらっしゃる日本の方にお譲りすることになりました。このため譲るための手続きをまとめておきます。

 Vehicle tax
 Road taxとも呼ばれるものらしく、購入した時に12か月分払っていました。この期間は8月から翌7月までだったようで(日にちではなく月単位らしい)、7月初めに次の8月分からの分を払うようにの通知がきました。6か月か12か月単位でしか払えず、日本の自動車税のように払った分は車についていくと思っていたら、持ち主が変わると残りの月の分はRefundされることが分かりました。支払いはネットのシステムに入って車のナンバー等を入力することで簡単にでき、クレジットカードも使えます。ということで、初めは12カ月分払ってしまって次の方にお渡ししようと考えていましたが、6か月分だけ払うことにしました。持ち主の登録を変更した後、次の方は税金支払いの手続きが必要のようです。2018年は私の車で£195/年でした。登録年や車種でも金額は変わるようです。
 -追記ー
 どうもちゃんとrefundされなかったようです。月ごとのDirect debitにしておいた方が自動的に引き落としが中止になるようなので、Direct debitをおすすめします。(こちらのほうが、引き落としが止まらないとき、銀行の口座からもストップがかけられますし。)
 
 MOT(車検)
 車検の切れる1か月前から受けることができます。今回は歩いて行ける近所のガレージ(車の修理・検査をする店: Maximum Motors)にお願いしました。まずは出向いて予約を入れ、予約の日に持ち込んで1~2時間ぐらいで終わります。事務所ではメールもよく見ている感じでしたので、メールでのコンタクトでも大丈夫そうです。MOT certificateの情報は修理屋さんのほうから自動的登録されるとのことでした。ちなみにMOTの代金は£45でした。

 登録証(V5C)
 名義変更はネットで申請できるようなので、受け渡しの当日に申請しました。その後、Vehicle taxは、購入されたご本人にその日のうちに手続きしてもらいました。
 やってみてわかったことは、名義変更の途中で売買の日を入力するところが出てくるので、あらかじめ申請は可能そうです。また税金支払いについても、現在のオーナーが支払うV5C番号と、新規オーナーが支払うV5C/2番号は少しちがうようで、こちらも前もって支払いをしておいても大丈夫そうということが分かりました(月単位で課金されるので、念のため、受け渡しの月に入ってから手続きしたほうがよいと思います)。

 保険
 保険会社から、保険期限確認の通知がきました。延長はしないので、その旨を同封の書類に書いて送り返したところ、期限前に車を手放すようであれば解約日の通知をできるだけ出してくださいとのメールが来たので、一応連絡しました。(残っている期間と次の人の保険の2重保険状態を避けるためとのことです。)ということで、ほっておいても自動的に無効になると書いてありましたが、できればちゃんと手続きしておきましょう。

小学校

 小学校の転出には、学校に言っておかなくてはなりません。1か月ぐらい前を目途に伝える感じです。7月末で学校は終わりなので、7月初めにそろそろ転出届を出してと言われました。(学校に転出の旨を伝えると、転出届の用紙をもらえます。)Year 6でも次のSecondary schoolに登録していない場合は出しておく必要があるようでした。たぶん州役所で子供の就学状況を把握するためだと思われます。
 また、一応在学証明書はもらいました。これは、作ってほしいとお願いしたら、1日で出してもらえました。成績証明書については、ちょうど学年末でSchool reportが出ましたので、これで良いことにしました。(学期ごとには出ないので、学年途中の場合は作ってもらえるのかよくわかりません。)Year 6の場合は、SATSの試験結果も別途もらえます。
 ちなみに帰国後、日本の小学校では、在学証明はあると有難い(なくてもなんとかなるみたい。。。)が、成績証明書はよく分からないので、結局いらないといわれました。)

電気

 電気会社(Good Energy)のHPから手続きできるようで、最終のメーターの読みと現住所や新住所等の必要事項を入力すれば、請求書を新住所に送ってもらえるようです。メーターの読みもその際に入力するので、最終日に連絡しました。9月の上旬に請求書がきちんと日本につきましたので、支払いはネットで銀行振込をしました。

水道

 水道会社(South west water)のHPから前もって手続きができます。必要事項を入力しておくと、退去前日に電話にテキストメールが送られてきて、それにメーターの読みを返信すればよいようです。支払いは、direct debitほか、支払い書(slip)、請求書等選べるようでしたが、請求書がどこかにいってしまったりする心配がないほうがいいと思い、direct debitにしました。(クレジットカードはそこでは選べませんでした。請求書を送ってもらうようにすれば、後からカードで払えるのかもしれません。)こんなことなら、初めからDirect debitで引き落としの手続きをしておけばよかったと思いました。
 ちなみに、新住所を書くところはUKの郵便番号が必要だったので、そこは適当に埋めておいて、住所記入欄に無理やり日本の住所を詰め込んでみました。書類が日本に届いてくれるかどうかはわかりません。(このこともdirect debitにした理由です。)
 その後、メールできちんと支払い額のお知らせメールが来ました。しかしなかなか銀行引き落としがされないので、水道会社のHPでマイアカウントをみたところ、きちんと引き落とし設定がされていないようだったので、結局カード払いで支払いました。

銀行

 海外の住所への住所変更も受け付けてくれます。8月初めに大学のSantander銀行の窓口に行って、日本に帰るので住所変更したい旨、伝えました。「どれくらいの期間行くの?」と聞かれ、「Permanentだけど、共同研究でまた来る予定」といったところ、すんなりと手続きしてくれました。住所変更にはDebit cardが必要です。(Basic cardのほうでもいいのかもしれません。)住所変更のフォームを書いて持って行きましたが、はじめボールペンと紙を渡されて住所を書いてといわれたので、ちゃんと用意しなくてもいいのかもしれません。銀行のHPには、UKやEUのパスポートの提示が必要と書いてあって、日本のパスポートかつ日本への住所変更で受け付けてくれるのかドキドキでしたが、パスポートの確認もなく、あっけなく終わりました。
 ちなみに、変更手続き日がそのまま住所変更日になるとのことです。もっと後にしたかったら、また後日おいでといわれましたが、面倒なのでその場で変更してもらいました。これで帰国後もこちらの銀行口座を使えるので、いろいろな残りの支払いや払い戻し等も一安心です。
 メールアドレス等も、日本で受け取れるものに変えておきましょう。またOTP(ワンタイムパスワード)を受け取る電話も変えておく必要があります。変える時にもOTPを要求されるので、今使っている電話が使えるうちに変えておかないと、あとは国際電話するしかなくなってしまいます。私の場合、日本帰国後もSMSをまだしばらく受け取れたので、Threeの契約が切れてしまう前に日本で変更しました。

<2021/7/1 追記>
 これまで、ネットバンキングでbasic accountとdebit accoutの間でたまに資金を動かししつつ、口座を凍結されないように維持してきましたが、コロナ禍で再渡航の目処も立たず、bank cardを**日までに使用しなければ更新カードは送らない、といったletterも来たので、もう口座を閉じることにしました。(現地の銀行に行けば、カードは更新してもらえるようなので、頑張って維持しておいても良かったのですが。)

 帰ってきた頃は口座を国外から閉じるのは面倒そうでしたが、最近ではネットチャットでできるようになっていました。ロボットチャットのようで、とても気軽にできます♪日本への銀行送金の手続きも必要かと思い、銀行コード等も準備して臨みましたが、何もいりませんでした。聞かれることに順次答えて、解約するアカウントを確認すれば、それだけで終わりです。解約が完了すると、残高の小切手を送る、というメッセージがでました。

 楽ちん!はよいのですが、ここでポンドの小切手を換金できるか?というのが問題です。調べた感じだと日本国内に応じてくれるところはほとんどないようで、SMBC信託銀行(PRESTIA)に口座を持っている人しかできず、しかも窓口でしか手続きできないようです!幸い、海外送金のために口座を作っておいたのと、福岡には支店があったので、簡単に手続きできましたが、これらの条件を満たすのが難しい人には、かなりハードルが高くなります。小切手の有効期限は6ヶ月のようです。(手数料もそれなりに(\5500)取られます。円建て入金でお願いしたので、ポンド高ということもあり気にしませんでしたが、1ヶ月後ぐらいにポンド入金された後で円に換算となるようなので、悪い方に変動しているとちょっと悲しいですね。)きちんと換金できそうか、為替レートはよさそうか等をしっかり考えてから、口座は閉じましょう。

市役所

 退去する旨を市役所に届け出ます。場所はExeterのバスステーションの向かいのExeter Civic Center内のExeter City Counsil(Customer serviceの案内のあるほう)にあります。(はじめDevon County Counsilに行ってしまった。。。)8月初めに行きました。受付で、日本に帰るので転出手続きをしたいと言ったところ、tax関連で順番待ちの紙を渡され、対応してもらいました。要は税金を止めるだけのようです。税金のaccount numberを持ってきておくと、簡単に自分の分を検索してもらえます。最終退去日を聞かれて最終的な必要税金額を計算してくれたところ、私の場合は少しrefundがあって、3~4日後にその分は銀行口座に振り込まれるとのことでした。とてもフレンドリーな対応でよかったです。3日後に手続き完了の封書が届きましたが、振り込み自体は10日後ぐらいでした。

郵便転送

 国内・国外を問わず郵便の転送も申し込めばしてくれるそうです(ページはこちら)。ただし有料(結構高い!)です。うちは大した郵便物は来ないと思いますので、申し込みませんでした。

NHS

 たしかNHSのHPに、UKを出る時には特に手続き必要なしと書いてあった気がするのですが、一応病院にも聞きに行きました。やはり何もしなくてよいとのことでした。

日本の税金関係

 これは帰ってからの話ですが、介護保険料免除申請や確定申告などが必要になります。
  税金のページ
 をご参考に。